森と泉に囲まれた自然豊かなパルティア王国。
その地方都市アクレスに住む青年レスアージュは、
病弱な妹ミースと二人で平穏な日々過ごしていた。
しかし、
王都からやって来た少女ピュセルとの出会いにより、
レスアージュの日常は変化し始め、それは確実に
レスアージュとミースの二人にも影響を与えていた。
だが、
その影響を感じる間もなく、
突然ミースの死という現実に
レスアージュは直面してしまう。
何の前触れもなく
大切な存在を失った喪失感に耐え切れ
...すべて読むず、
彼は禁忌の邪法に手を染める決意をする。
「悪魔との契約による死者の蘇生」
ミースの主治医で錬金術の師匠でもある
オルファノスから聞き及んだその儀式のために、
彼は上級悪魔の召喚を行う。
だが、召喚は失敗に終わり、
現れたのは上級悪魔ではなく女悪魔ネイファだった。
失敗に項垂れるレスアージュだが、
ネイファが持っていた知識と強大な魔力、
そしてオルファノスが研究していた人工の肉体を用い、
ピュセルを生贄として蘇生邪法を行ってしまう。
儀式は未完成に終わったが、
ミースはネイファと魂を共存させるという形で蘇った。
レスアージュは完全に蘇生させるために必要な生気を、
ネイファに言われたとおり、性交渉によって提供することにした。
だが、肉体は違っても
実の妹とのセックスという行為に
強い抵抗と同時に快楽を感じてしまう現実に苦悩しながらも
ミースを愛し続けようとするが…。