この冬、寒さに凍えるキミのふもとに、まるで冬景色のような、清んだ容姿の美女が舞い降りた。瞳から肌の色まで、透き通るような、触れたら解けてしまいそうな淡い彼女に触れてみると、実は意外と暖かい。見た目とのギャップからか、とても暖かく、居心地がいい。さらに無邪気な笑顔が心の奥底まで温かい火をともしてくれる。
その、今にも消えてしまいそうな彼女をやさしく包みたいのだが、キミは興奮して彼女を激しくむさぼってしまう。もっと暖かくなりたい。無心で彼女の身体を触ると、深く積もった真新しい粉雪を踏んだ時のような感触が両手に伝わってくる。するとどこ
...すべて読むからか、雪解け、春の到来。暖かいヌメリけのある雫がまだ見ぬ小川の奥底から流れ出てくる。その暖かさに誘われ、その水源を堀り、その雫たちを飲む。周りの淡い色をしたツボミはどんどん大きくなり、赤く腫れ上がり、小川はせせらぎ、水は止まず、結合を今にも心持にするのです。
この奥には、露があり、夏があるのだろうか・・・?この先はキミの手だけでは到底到達できそうに無い。さぁ、早くキミのソレで夏を感じ取ろうではないか。そして、冬のように白い女、遠野春希を夏のように熱くしようじゃないか。